WEB本の雑誌

5月25日(金)

 千葉方面を営業。6月1日から三省堂千葉SOGO店Uさんの企画で椎名誠のフェアを開催するというのでその打ち合わせと展示品のお届け。しかしなんと本日がUさんの公休日にあたっていて、バカ丸出し。ああ、ほんと僕ほど無計画なバカ営業マンはいないだろう。とりあえず、展示品を他の方にお渡しし、移動する。

 津田沼のM書店で、前任文芸担当のIさんが、洋書のバーゲン売り場に座っていたので声をかける。

 最近、一段と仕事が楽しくなってきていて、それは約3年半にわたって営業をしていると、例えば担当替えで別の売り場担当になった人に、そっちのジャンルの話しを聞けたり、新しい担当者を紹介してもらったりと、いろいろと人の輪が広がってきたからだ。あるいはお店を異動になった担当者の方から、「こっちのお店にも顔を出してよ」と言われて、新たな書店さんを知ることになったりする。こんな楽しいことはない。

 これがもう少し時間が経つと、僕と同年代の書店員さんが偉くなっていったりするのだろうか?うーん、それはすごい。でも、僕はきっとその頃もひとり営業マンだろう…。

 旭屋書店船橋店では、今、目黒考二の面白本フェアをやっていて、そのフェア台をのぞいたら、確かに面白本であふれている。担当のYさんが「残念なのは『透明人間の告白』がすでに絶版になっていることなんですよ」と言う。そうなんだ!なんであんな面白い本がこの世から消えてしまったんだと僕も激しく同意する。