WEB本の雑誌

8月30日(木)

 営業に出かけると書店店頭を賑わせそうな本が2点配本されていた。

 ひとつはテレビの本パラで放映されていた「鐘楼流し」さだまさし著(幻冬舎)で、もう1点はハリーポッターの教科書。鳴り物入りの企画の行方はいかに?とこちらもお祭り気分になってしまう。

 さて、このハリーポッターの教科書、『本の雑誌』10月号で詳しく触れますが、とても変わった流通方法をとっています。書店さんとしては、非常に仕入れ難い本になってますので、もしお近くの書店さんになかったとしても「何でこんな有名な本がないんだ!」と怒らないようにしてください。

 それと数日前に某大型書店を訪問したらすでに販売されていたんです! 僕はてっきりその日が発売日だと思って「あれ?まだ並べてないんですか?」なんてことを、暢気に他店で口走ったら、思わず担当者が絶句…。

 きっと出版社のテスト販売なんでしょうが、これだけ影響力のある本をこういう形でテストするのはちょっとまずいと思うし、また、散々単行本(ハリーポッター)で、発売日協定をうるさく唱えていただけに疑問を感じてしまう杉江でした。

 今日は本誌の「今月の浅沼茂」風になってしまった…。