WEB本の雑誌

1月19日(金)

渋谷を廻る。渋谷を歩いていると、こちらの勝手な思い込みだけど、いつ襲われるかわからないような気がして非常に怖い。花火にバットにナイフ。何でもありの街か…。営業でうろつく足どりも重く、やたらに身体をこわばらせている自分がわかる。海外旅行をしているときの緊張感に似ている。まあ、気にし過ぎなんだろうけど…。

 1月も半ばを過ぎて、「あけましておめでとうございます」と言っている自分がおかしい。営業マンただひとりのチビ会社だと、どうしても月に1度か2ヶ月に1度くらいしか訪問できない。だから、今年初めて訪問する書店さんが、まだまだいっぱいあって、どうしても、いまだに「あけましておめでとう」から抜け出せないのだ。まあ、仕方ない。書店さんと互いに笑いながらどこか間抜けな新年の挨拶を繰り返す。

 P書店の独特なベスト10を楽しみ、続いて最近『本の雑誌』の誌面でもお世話になっているH書店Hさんを訪問。Hさんは近々結婚する予定で、幸せいっぱいなのだが、僕の方は気がかりなことがあった。それは結婚を機に退職なんて淋しいことにならないかということ。どうもこの業界は女性にとって労働環境が厳しいようで、労働時間も不規則な上、長く、休みも不定期なことが多いために、結婚退職ということが結構多いのだ。それはそれで、仕方がないのかもしれないけれど、出版社としては、人材の流出がとても残念だ。もちろん個人的にも関わりのある書店員さんがいなくなるのはとても淋しい。

 Hさんにそのことを確認すると、「もちろん仕事も続けますよ。」と言われたので一安心。良かった。でもHさん、身体は壊さないように気をつけて下さいね。