1月24日(水)
初めて大江戸線に乗車。テレビや新聞の報道で車両が小さいと言われていたけれど、チビの僕には関係ない。天井だって、椅子だってまだまだ余裕がある。それよりも気になったのは、この大江戸線は、深過ぎるんじゃないかということ。新宿駅の案内表示によるとホーム「地下7階」なんて書いてあって、この階層表示に何の意味があるのかわからないけれど、ホームに着くまでエスカレータを3つも乗り継いだ。こんなところで地震にでもあったら、と怖ろしいことを想像したいたけれど、「国立競技場」という駅名を見つけて我を忘れる。ああ、我が浦和レッズも早くここに立ちたいもんだ。
大江戸線に乗車したのは何も個人的な興味があったからではなく、実は六本木に行くため。本の雑誌社は京王線の笹塚駅にあって、どこへ行くにも基本的に新宿駅に出ることになる。しかし、この六本木は日比谷線にあり、新宿からは非常にアクセスしづらい場所だったのだ。それを言い訳に、なかなか六本木のA書店を訪問することができなかった。
久しぶりにA書店を訪問したら文庫担当のMさんが店内にパネルを貼っていた。
「こんにちは、それ何ですか?」と聞いてみると、なんと沢木耕太郎の『天涯』の写真だという。ファンの僕は思わず興奮していると、なんと沢木さんの展覧会があるという。もしかすると当欄を読んでいる方で沢木ファンがいるかもしれないので、告知しておきます。
「沢木耕太郎の旅展」
日時:2001年2月24日(土)~4月8日(日)
場所:世田谷文学館(03-5374-9111)
Mさんに、僕が顔を見せていない間に文芸担当になったTさんを紹介してもらう。
「Tさ~ん、本の雑誌の杉江さんが大江戸線開通記念で久しぶりにやってきたよ~。」
Mさん勘弁して下さい…。
その後は、恵比寿、目黒、田町、浜松町、新橋と移動。途中、田町のT書店でKさんに笑われながらも探していたサッカー本を発見し購入。
それにしても今日の書店さんはやけに新刊が多い…。
疑問に思い、日にちを確かめると給料日前だった。各出版社は、給料日にあわせて新刊を配本するけれど、それが逆に返品を作っていることに気付いた方がいいんじゃないだろうか。いや、気付いているのにやっているのか…。通常なら数週間並べてもらえそうな本も、こんな時期だと即返品(店頭に一度も並ばない)になるものも多いと聞く。
ちなみに本の雑誌社の単行本も、給料日前後に搬入されることがあるのは、戦略でもなんでもなく単行本編集者金子の限界を超えたときである。