WEB本の雑誌

2月7日(水)

 『本の雑誌』3月号が出来上がる。会社の前に横付けされた製本所のトラックから、本が濡れないように身をかがめて社内に運び込む。どうも『本の雑誌』の納品日には雨が多い気がして仕方ない。誰かが雨男もしくは雨女なのだろう。編集長の椎名は、台風をも吹き飛ばす強烈な晴れ男なので、とりあえず、営業事務の浜田のせいにしておく。が、しかし「杉江さんがいない日の納品日は晴れてます。」とはっきり言われる。

 午後から助っ人が集まり定期購読者の方々へツメツメ作業を始める。最近『本の雑誌』が臭いという疑惑が持ち上がっているので、鼻をくんくんしてみたが、よくわからない。いったいどこで匂いがつくのやら。

 K書店大手町店に顔を出したら、待ち望んでいた新刊が目に入り、すぐさま購入。『誰が本を殺すのか』佐野眞一著(プレジデント社)。400ページを越える厚本が1800円でお買い得。内容もしっかり取材をしていて、出版業界の問題点を浮き彫りにしていると思う。まあ、内部にいるため異論や反論はあるけれど、とにかく面白い。ボロボロの出版業界を覗いてみたい方はどうぞ。

 そのK書店のMさんとフェアの話。書店さんでは常設の棚以外で、時期にあったフェアーを開催しているところが多い。しかしこれを考えるのが結構大変で、Mさんも頭を痛めている様子。そこでサッカーバカの僕は、「来年2002年には絶対W杯でサッカーが盛り上がりますよ。関連した本もたくさん出版されるでしょうから、是非フェアーをしましょう。僕が濃~いラインナップを考えますから!」と提案。自社の本以上に熱を入れてプッシュしてしまい、思わず笑われる。