WEB本の雑誌

3月6日(火)

 前に一度書いたことのある、高田馬場S書店を訪問。ここはお店の客層と「本の雑誌」が噛み合わないと考えていたので、長いつき合いであるM店長に会うためだけに訪問していたお店だ。

 しかし先週訪問した際にM店長からアルバイトのTさんを紹介され、一気に話が変わる。このTさんは文庫の担当をしていて、実は本の雑誌の大ファンらしい。あろうことか僕の名刺まで大事そうに取り扱ってくれるし、話を聞いてみたらこのHPまでしっかりチェックしているとか。
 おまけに、なんとサッカーファンだという。そうか、そういうわけで妙にサッカー本が揃っていたのか。思わず納得する。ただ、残念なのはアントラーズファンだということ…。

 まあサッカー話はともかく、Tさんは、文庫の棚にしっかり本の雑誌関連のものを並べてくれていて、実はそれが良く売れているという。ということは僕の「ここは客層が違う」というヨミは完全に外れていたようだ。恥ずかしいなあ。

 脇でこの話を聞いていたM店長が、いきなりフェアの企画をぶち立ててくれる。
「やってみようよ、杉江くん。本の雑誌と仲間達のフェア。」
「えっ、いいんですか?」
「担当者がやりたがっているフェアだし、やっぱり仕事は楽しくやるのが一番なんだと思うんだよね。楽しくて売れるが一番、次は楽しくて売れない…かな(笑)。まあ、とにかくやってみようよ。」

 というわけで、今日の打ち合わせの結果、「本の雑誌と仲間達フェア」を高田馬場<三省堂書店>で開催することになった。こうなったら僕もできる限りのことはしようと思い、早速会社に戻ってサイン本の手配をする。さあ、面白くなってきたぞ。

 夜は、気持ちよく書店さんと池林房で飲む。