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5月31日(木)

 朝、乗換えの新宿駅で日本代表のユニフォームを着た一団とすれ違う。そうか!今日はコンフェデレーションカップの日本対カナダ戦だったと思い出す。おまけに会社に向う10号通り商店街では、ローマの中田レプリカユニフォームを着ている人ともすれ違った。 

 でも…。
 実はこのサッカーバカ(僕のことですが)は、日本代表への興味が薄れてしまって来ているのだ。試合を見ていても興奮しない。口につっこむタオルがいらないほど、淡々と見ている。勝っても、ああ、良かったね…といった程度しか感情が湧き起こらない。これは自分でビックリ。

 そしてその理由を考えてみたけれど、どうも地元のチームをとことん愛すると、代表チームへの意識がどんどん薄れていくんじゃないかということに思い当たった。僕の場合、日本代表よりも浦和レッズといった感覚になってしまい、どうしても代表チームに対して「うち」のチームという思い込みが出来なくなってしまっているようだ。
 所詮、寄せ集めでしょう…って感じで、それだったら浦和レッズのサテライトや浦和の女子サッカー「レイナス」を見ていたい。もちろんサッカーの質が代表の方が上なのはわかる。けれど、例えば日本代表がW杯で優勝するよりも、我が浦和レッズがJ1もしくは天皇杯で優勝する方が断然うれしい。

 それと、あの98仏W杯のアジア予選を経験してしまってから、何だかこういう中途半端な大会がとてもつまらなく感じてしまうようになってしまった。小野伸二のプレー以外見ていて、全然興奮しない。祭りを外から眺めているようで非常に淋しい。早くJリーグが再開しないかなあ。