7月4日(水)
東京のY書店さんから新刊の『真空とびひざ蹴り』の追加注文。助っ人とふたり、早速の直納に向かう。両手に抱えた本で腕が千切れそうになるが、営業マンとしてこれほどうれしい痛みはない。他のお店でも、現在のところ順調に売れており、有り難いかぎり。
その後は営業にでかけ、丸の内線途中下車の旅。
会社に戻るとなぜか浮き球関係者の人々が我が社の2階をうろついている。何事かと思ったら、どうも編集長の椎名を囲んで機関誌の「ウースポ」を作っているらしい。余計なことに顔出すのは僕の悪い癖で、いつもそこから面倒なことに巻き込まれることが多いので、今日はあっさり退散する。そう、僕にはユーゴ戦があるのだ。
さてさて、コンフェデレーションズカップやキリンカップを見ていて僕が感じたのは、とにかくトルシエのサッカーが面白くないということ。もう見ていて面白くない。勝っているからいいでしょ!と言われればそれまでだけれど、何だかこの人、結局ディフェンスのことしか頭にないんじゃないか。
攻めのパターンというものに、監督就任以来3年近く経っているにも関わらず、まったく個人中心で約束事が見当たらない。運まかせの攻撃なんて、浦和レッズの最悪時と一緒のような気がするが、どんなもんなんだろうか。それともこれから1年で攻めの形が出来るのか。
中田・小野・中村・名波・稲本とセンスあふれる選手が揃っていてこんなサッカーしかできない監督。そしてこの選手たちをサイドに使う監督。ああ、小野と中村が可哀相だし、おまけにいつまで立っても試合に出してもらえない市川はもっと可哀相過ぎる。
新潮社から出版された『トルシエ革命』を読んでも、何だか自分の語りたいことだけ語っていて面白くも何ともない。なぜ3バックにこだわるのか、それがどれだけ他のシステムより優れているのか、その辺を知りたかったのに消化不良の1冊。
まあ、こんなことを書くとお前はレッズだけ見ていろと言われるかもしれないけれど、とにかく僕は面白いサッカーが見たいのだ。僕の面白いサッカーの定義は、リスクを背負って勇敢に闘っていくサッカーのこと。
そうだ、そうだ、僕はどうせW杯のチケットも外れたんだ。いいんだ、いいんだ、レッズがあるから……。ああ、かなし。