7月10日(火)
『本の雑誌』8月号搬入日。本来であれば、午前中に会社へ着くはずが、いわゆるゴトー日にあたってしまい、運送トラックが渋滞に巻き込まれる。結局、午後1時の到着。まあ、助っ人が出社してからの搬入になったからその分ひとりで抱える数が減り楽と言えば楽。しかし、定期購読者へのツメツメ作業の時間が短くなってしまったため、私語厳禁で作業をさせる。
僕は、御茶ノ水の茗渓堂へ直納。出来たばかりの『本の雑誌』に汗が垂れないよう注意を払う。それにしても夏の直納はつらい。
その後、神保町を営業しようとカバンの中から新刊チラシやら注文書などを詰めたファイルを取りだそうとしてビックリ!なんと、あわてて会社を飛び出してしまったため、忘れてきてしまったのだ。営業マンが注文書を持っていないなんて、刀のない武士と一緒。我がことながら、あまりの馬鹿さかげんに呆れてしまい、交差点でしばし呆然となる。
このまま会社に戻るのはあまりに虚しいので、とりあえず売行き調査だけはしていく。なんだか自業自得だけれど無意味な一日。