WEB本の雑誌

7月18日(水)

『One author,One book.』の見本を持って取次店を廻る。飯田橋のT社に行くと順番待ちのベンチで顔見知りの営業マンF社のOさんとバッタリ。ちょうど前日メールのやりとりをしていたところだったので、いやはやこういうところで会うのがわかっていれば、ここで話せたのにと思わず笑ってしまう。このOさん、今年の春先にK社からF社へ転職し、今度は書店営業ではなく、取次営業になったとのこと。

 出版営業のなかでも、大手というか出版物の多い会社は、書店営業と取次営業に別れるところが多い。それはそれで当たり前の話で、毎月何十点も雑誌や書籍があれば、ほとんど毎日取次店へ出向き、新刊交渉やら見本出しやら部決やらをしなくてはならないから、その担当が必要になる。それに取次店も御茶ノ水、飯田橋、板橋とそれぞれバラバラになっているから移動も大変。Oさんは今までほとんどペーパードライバーだったそうで、取次営業になってからというもの、冷や汗たらたらで都内を運転しているという。

 Oさん、頑張ってください。