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8月20日(月)

 銀座のA書店Oさんを訪問すると、顔見知りの営業ウーマンS出版社のSさんと遭遇。3人で業界話をしていると、Sさんがクククッと笑う。「杉江さん、なんか営業マンみたいですね。そういう話もちゃんとするなんて思ってなかったんで…」と言いながら、またクククッと笑う。営業マン<みたい>ではなく、僕も営業マンの<つもり>なんだけど…。

 その後は同じ銀座のY書店、K書店と廻る。面白いのは、お盆の売れ行きの違い。銀座の中心地4丁目交差点近くにあるK書店は、日頃来店するビジネスマンが減っても、その分観光客が多く訪れ、絶好調だったという。地方にない新刊書を抱えてドーンとレジに並ぶ壮観な図だったそうだ。

 そのことをY書店さんで話すと「同じ銀座とはいえ、立地の違いは大きいねぇ、こっちは苦戦したよ」とこぼす。

 たった数百メートルの違いでまったくの逆。商売はほんとに難しい。