コラム / 高橋良平

ポケミス狩り その18 (2018年8月9日更新)

ポケミス狩り その18

「好評の新作の巻」

(左)装幀・上村経一、(右)カバー・河村要助 〈ある日、ぼくは仕上げたばかりの翻訳の原稿を早川書房の編集室に届けた。当時の早川書房の編集室...

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ポケミス狩り その17 (2018年1月12日更新)

ポケミス狩り その17

「ふたつの顔をもつ作家たちの巻」

 とある土曜日、紀伊國屋書店・新宿南口店の6F洋書フロア(現在のBooks Kinokuniya Tokyo)で〈Entertainment...

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ポケミス狩り その16 (2017年12月28日更新)

ポケミス狩り その16

「クロフツの巻」

装幀・浜田稔  何年か前のこと----消閑の気散じにと、隣室を埋めつくす本の山脈の一角をなすポケミス地帯から、気まぐれに『スターベル事件』...

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天下御免的断続SF話 極私的番外編 (2017年1月31日更新)

天下御免的断続SF話 極私的番外編

「父の本棚」

 初めて、父の本棚を覗いたのは、いつだったか。そのとき読んだ本のことは憶えているのに、時期はとなると、いささか漠然としている。  そこで久々...

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戦後日本SF出版史・補遺[横道篇] (2016年3月7日更新)

戦後日本SF出版史・補遺[横道篇]

「草下英明さんのこと」

〈本の雑誌〉2015年8月号の人気リレー連載「読み物作家ガイド」は、亀チャンこと亀和田武さんの「一九六五年の澁澤龍彦」で、過日、フムフムと読...

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ポケミス狩り その16 (2015年12月24日更新)

ポケミス狩り その16

「クレイグ・ライスの巻」

 毎日いつも一時間、本気で地獄を信じたくなるのだった。  ----あまりにも有名な『素晴らしき犯罪』の書き出しだ。  ポケミスから長谷川修...

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日本SF戦後出版史・脇道篇 (2015年8月13日更新)

日本SF戦後出版史・脇道篇

「ラヂオの時間(その2)」

装丁・間村俊一  ラジオのSFドラマについて、まとまって書かれた本は、ぼくの知るかぎり、探偵作家・川野京輔こと上野友夫氏の『推理SFドラマの...

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日本SF戦後出版史・脇道篇 (2015年8月6日更新)

日本SF戦後出版史・脇道篇

「ラヂオの時間」

 さる2月、TBSラジオの毎週日曜の夜9時からの30分番組、"聖教新聞プレゼンツ"《ラジオシアター/文学の扉》で、海野十三原作のラジオ・ドラ...

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ポケミス狩り その15 (2015年7月3日更新)

ポケミス狩り その15

「チェスタートンの巻」

装丁・伊藤悌三 〈深夜、純粋な気持になつて、探偵小説史上最も優れた作家は誰かと考えて見ると、私にはポーとチェスタートンの姿が浮かんでくる。こ...

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ポケミス狩り その14 (2014年10月24日更新)

ポケミス狩り その14

「シメノン選集の巻」

〈ジョルジュ・シメノンは、この2、3年来、英のグリーン、アンブラーと共に、広い意味のミステリー文学の中で、最も高く評価されている。現在フラン...

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ポケミス狩り その13 (2014年10月22日更新)

ポケミス狩り その13

「ハヤカワ・ポケット・ブックの巻」

 西荻に住んでいたある日、いつもの古本屋クルーズをしていると、森田書店の店先の廉価本台で、見知らぬポケミスの背文字が目にとまった。それが清...

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ポケミス狩り その12 (2014年10月20日更新)

ポケミス狩り その12

「日本作家の巻」

装幀・勝呂 忠  我が家にあるポケミス版『黒死館殺人事件』には、ノド近くに3か所、千枚通しであけたと思しき穴があり、さらに最終ページに「イワ...

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ポケミス狩り その11 (2014年6月3日更新)

ポケミス狩り その11

「“Interlude ”または、ちょいと一服の巻」

装丁・浜田稔 1955(昭和30)年6月発行、ガードナーの"ペリイ・メイスン"物7点めの『吠える犬』の巻末をみると、収められたポケミス目録が...

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日本SF戦後出版史・枝篇 (2014年4月30日更新)

日本SF戦後出版史・枝篇

「〈話の特集〉——1966〜1969  あるいは、原宿発カウンターカルチャー・マガジンと小松左京」

 中学1年の春休み前に、"セミ・クラシック特集"の〈S−Fマガジン〉1965年4月号を買ったのが始まりで、ずぶずぶ溺れてSFファンになった...

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天下御免的断続SF話 その2 (2014年4月3日更新)

天下御免的断続SF話 その2

 2月に入ってすぐ、解説を執筆したアーサー・C・クラークの『宇宙のランデヴ−[改訳決定版]』(南山宏訳/ハヤカワ文庫SF)の献本が届く。  ...

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ポケミス狩り その10 (2014年3月18日更新)

ポケミス狩り その10

「ロスマクの巻」

 ぼくが、ロスマクことロス・マクドナルドに接したのは、ずいぶん遅い。 "ハメット=チャンドラー=マクドナルド"を正統ハードボイルド派(スク...

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ポケミス狩り その9 (2014年2月10日更新)

ポケミス狩り その9

「チャンドラーの巻」

装幀・勝呂 忠  初めて読んだチャンドラーの作品は『長いお別れ』だった。大学1年の夏休み、なんとなく入会したふたつのサークルのうち、SF研究...

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ポケミス狩り その8 (2013年6月5日更新)

ポケミス狩り その8

「アンブラーの巻」

装丁・永田力  いまもう、なかば忘れられた作家だけれど、"文学的スパイ小説の先駆者"エリック・アンブラー(1909〜1998年)もまた、いわ...

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ポケミス狩り その7 (2013年4月24日更新)

ポケミス狩り その7

「クイーンの巻」

装幀・浜田稔  かの有名な"読者への挑戦"のページに出会ったのは、小学校の図書室にあった、あかね書房版の『エジプト十字架の秘密』であった。同...

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ポケミス狩り その6 (2013年4月10日更新)

ポケミス狩り その6

「クリスティーの巻」

装幀・中根良夫  音羽館の店先の均一本で入手した児玉清さんの増補版『寝ても覚めても本の虫』(新潮文庫・07年2月刊)を読んでいたら、こんな...

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ポケミス狩り その5 (2013年4月1日更新)

ポケミス狩り その5

「ハメットの巻(2)」

『悪夢の街』装幀・勝呂忠  それから30年後の1961年1月10日、肺癌のためにハメットは亡くなる。享年66。 〈ご存じのように、ハメットは...

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ポケミス狩り その4 (2013年2月13日更新)

ポケミス狩り その4

「ハメットの巻(1)」

「これはあなたが持っていたほうがいいから、さしあげます」  ある日、石上三登志さんから、なんの前ぶれもなく、2冊のペーパーバックをいただい...

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ポケミス狩り その3 (2012年11月30日更新)

ポケミス狩り その3

「ウールリッチ/アイリッシュの巻」

装丁・浜田稔 1958年7月 再版(初版55年3月)  A〈夜はまだ宵の口だつた。そして彼も人生の序の口といつたところだつた。甘美な夜だつた...

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ポケミス狩り その2 (2012年7月4日更新)

ポケミス狩り その2

「E・S・ガードナーの巻」

装幀・上村経一  まずは、恒例(?)のお詫びと訂正から。  毎年、黄金週間に開かれる「SFセミナー」。その合宿の企画もすべて終了した深更、一...

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ポケミス狩り その1 (2012年4月27日更新)

ポケミス狩り その1

「ミッキー・スピレインの巻」

日本出版共同[ミッキー・スピレーン選集]装幀・永田力装幀・勝呂忠  ご存じ、"ポケミス"の記念すべき第1弾、整理番号101 は、ミッキー・ス...

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天下御免的断続SF話(番外篇) (2012年4月23日更新)

天下御免的断続SF話(番外篇)

「ポケミス狩り 」

前説──最初からお詫びと訂正なのだ  いつものこと、とはいえ、じつにウカツでありました。本誌4月号の早川書房特集の下準備で、資料ファイルを読...

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天下御免的断続SF話 その1 (2012年2月3日更新)

天下御免的断続SF話 その1

 本誌連載の下調べのために、〈S−Fマガジン〉のバック・イシューをパラパラめくっていたら、1964年8月号の「てれぽーと」欄に、こんな投書が...

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本格宇宙小説作家第一号・瀬川昌男さんのこと (2011年11月1日更新)

本格宇宙小説作家第一号・瀬川昌男さんのこと

 思うところあって、新聞をとるのをやめたのは、吉祥寺に住んでいたころだから、もう四半世紀も前になる。新聞を読まないからといって、とりあえず...

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もっとスペースを!──あるいは、戦後SF出版史番外篇(後篇) (2011年8月25日更新)

もっとスペースを!──あるいは、戦後SF出版史番外篇(後篇)

 もうひとつ、愛聴していたのが「燃える水平線」だ。こちらは、打って変わって舞台はパプア・ニューギニア。主人公の少年を含む探検隊は、大洞窟を発...

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もっとスペースを!──あるいは、戦後SF出版史番外篇(前篇) (2011年8月24日更新)

もっとスペースを!──あるいは、戦後SF出版史番外篇(前篇)

 アナログ放送停波のひと月ほど前、突然、テレビがオシャカになった。  事の次第は、以下のごとし。  なんの番組だったか忘れたが、夜の時間帯、...

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