新刊めったくたガイド
1978年6月発行の第9号からスタートした「本の雑誌」の看板コーナーが、WEB本の雑誌に登場!
東えりか 記事一覧
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2024年9月号
興奮と驚きの支援テクノロジー最前線
最近、眼鏡を替えた。本を読むのが仕事だから目は大事だ。贅沢は躊躇わない。40年近く通う眼鏡屋は私のデータをもとに、年齢と仕事の状況を鑑みて誂えてくれる無くてはならない店だ。 『ハイブリッド・ヒューマ...記事を見る »
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2024年8月号
結婚半年、22歳の奮闘を描く『力道山未亡人』
二〇二五年は昭和百年。今年から来年にかけて「昭和」がキーワードになることだろう。 私は昭和の真ん中あたりに生まれた正に「昭和のおばさん」。ならば開き直ってあの時代を検証した本を紹介したい。 『力道...記事を見る »
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2024年7月号
バッタ博士の待ちに待った第二弾登場!
『絶海 英国船ウェイジャー号の地獄』(早川書房)を読み終わって「これは目黒さんが好きな本だよなあ」としばし感慨に耽ってしまった。 同じことを吉野仁さんも感じられたようで、詳しくは「北上次郎ならこれ推...記事を見る »
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2024年5月号
被災者個々の内面に迫る『生ける死者の震災霊性論』
最近、地震が多くないか。 能登の地震に慄いていたら、太平洋側でも中規模の地震が頻発している。今日も茨城県で震度5弱、自宅でも震度3程度の揺れを感じた。 自然災害だけでなく何か禍々しいものがヒタヒ...記事を見る »
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2024年4月号
津波で亡くなった外国人をたどる『涙にも国籍はあるのでしょうか』
元日の奥能登地震は13年前の東日本大震災を思い起こさせた。被害の大きさに愕然としつつ、もう大地震は日本のどこで起こってもおかしくない事実を改めて突きつけられた。 『涙にも国籍はあるのでしょうか』(新...記事を見る »
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2024年3月号
ボクシングから駅伝までスポーツ三昧だ!
ボクシング、駅伝、サッカー、ラグビー...。年末年始はスポーツ観戦三昧という人は多かっただろう。 森合正範『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』(講談社)はスポーツノンフィクションとはこう...記事を見る »
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2024年2月号
味の素営業マンの密着ルポ『地球行商人』がすごい!
外国人が日本を観光したいという大きな目的のひとつが「食」だという。一昔前のようにスシ、テンプラの時代は過ぎ去り、ラーメンや牛丼など、ネットで紹介されたファーストフードにも人気が集まっている。確かに日...記事を見る »
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2024年1月号
マレーシア出身医師の一代記『逆転力、激らせろ』が面白い!
なんと一六年ぶりにこのコーナーを担当させてもらうことになった。北上さんのいない本の雑誌にまだ違和感があるけれど、全力で面白いノンフィクションを紹介していくつもりだ。よろしくお願いします。 現在、巷...記事を見る »