このシリーズを初めて読んだのは、もう十年以上前のことなのか......と、少し感慨にふけってしまった。 乾くるみの『カラット探偵事務所の事件簿3』(PHP文芸文庫)は、「謎解き専門」の看板を掲げた...記事を見る »
ミステリの分野では、巻末部分を袋とじにした作品が世に出ることがたまにある。 封じられた部分を一度開いてしまったら、もう元には戻せない。切り開いてしまうには決心が必要だ。思わずハサミを入れてしまうく...記事を見る »
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1973年生まれ。会社勤めの合間に、ミステリを中心に書評など書いています。『ミステリマガジン』などに執筆。