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第23回:~丸善・丸の内本店OPEN!~ その2

 しばらく売り場で待っていると、息を切らせて「お待たせしました」と再登場。「検索機でお調べしたところ、だいぶ古い本のようですね。あるとしたら実用書の占いのコーナーになります」と笑顔で対応してくれました。メモ帳と共に店内案内図の折りたたんだ物をポケットから出して実用書の場所を丁寧に教えてくれます。その上「少々お待ち下さい」とまた駆け出し、戻って来た時には、店内案内図の新しいのを差し出してくれました。先に書いた様な、実績を積んだ書店員の問い合わせは出来なくても、心のこもった対応でした。凄い一生懸命で素晴らしいですよ。GOOD JOB!!!(お名前はあえて伏せますが、3文字の苗字の女性店員さんでした)
 
 彼女だけでなく至る所でスタッフの方は接客におわれています。女性店員さんは遠目にはグレーに見える細かい千鳥格子風のベストとタイトスカートに白いブラウスで清潔感溢れています。男性社員さんはメガネをかけている人が多くて、フロアの角とかに立っていてサッカーの司令塔ヨロシク、背筋をはりフロアに目を配らせていました。
 一見、私のイメージした老舗書店「丸善」さんとは違う、硬質なクールなカンジですが心配りの点では暖かさを感じる店内です。(ただひとつ、棚にレモンを置く雰囲気は残念ながら継承されてません。これも時代の流れですかね・笑)
 お忙しい中、試すようなお問い合わせをしたことを少し反省しつつ、女性ファッション誌を1冊買いました。並びはしましたがレジも凄くスムーズでした。
 
 この他、色々な面で圧倒されながら、お店を出て何故か深いため息を「ふぅ~~~」と吐き出し岐路につきます。
 
 途中、東京駅のいつも寄る「ブックガーデン」さんに入ってビックリ!!
 今まで少し奥のほうにあった「コミックコーナー」が入り口近くにまるごと大移動しています。その他、話題の本もより手に取りやすい場所に移っていて店内はいつもに輪をかけた大混雑風景。
 いや~やるねぇ☆ 丸善さん対策に気合いが入っています! 
 正直、丸善さんのコミック&文庫コーナーは凄く狭くて地味でした。POPもゼロで、ただ売れ行き良好書をキレイに50音順で並べてあるだけ。お客様も他の売り場と比べてまばらでした。
 そしてコチラ。そんなお隣の棚を視察してから、お客様のニーズを的確にとらえ、すぐさま売り場を再構築したのが手に取るように分かります。コチラも“プロ”です!

 この出来事は、大きな本屋さんに圧倒されて少し落ち込んでいた私に、「元気」を分けてくれました。

 NEW「MARUZEN」さんは、棚の高さや通路の狭さが気になったり、恩田陸の「メイズ」ばりのグルグル回る売り場の配置も慣れないうちは少し迷い気味。でも資格やビジネス書に対しての思い入れの強さを感じ「熱い」お店だと感じました。得意分野を伸ばし、カラーを出しにくい(丸善らしくない)コミックなどの分野をどうするのか? これからの動きも目が離せません。
 
 こんな状況を次に確かめるのは貴方ですよ。是非東京にお立ち寄りの際はお立ち寄り下さい。全然違う本屋さんのワタシでもオススメしたくなる物件です。書店未来像に向けてレッツ・トライ★なのです。

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