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連載第15回  6月その2

6/9(日)
 前回最後の日付が間違ってました。6/9は土曜でなくて日曜でした。うっかり。
 この日は第一回目の翻訳文学ブックカフェ。久しぶりに学生気分で呑気に参加。
パワーズの「ガラティア2.2」などの話と朗読。
 本を読む、触る、売るはしょっちゅうしていることですが、読んでもらうのは久しぶ
り。感想を述べあうのとはまた別の共有の仕方で新鮮でした。
 そうそう新元氏がさらりと「バースとパワーズの朗読会が」などとおっしゃててフガーと。

6/13(木)
 休み。トイザラスで新マリオ(ゲーム)のデモ画面に釘付けの後NHK教育テレビ、私のヒーロー、ニャンちゅうグッズ発見。グッズがあったのを知りませんでした。
 パペットも売ってるのですね。と興奮したまま隣の古本屋へ突入。買おうと思った時には品切れになっていた「花粉戦争」(ジェフ・ヌーン 早川文庫)も発見。

6/14(金)仕事
 今日もサッカーの日。ということで、講談社文庫の真夏のミステリーフェアを思う存分に並べる。今年もうちわが販促でついてきてます。早速、あおぎながら裏で荷分。
 五時半に外からの歓声で試合結果を知る。お祭り(パレード?)が始まったようだが、売場は静か。
 仕事後、大騒ぎの渋谷から青山ブックセンターの本店に。第二回目の翻訳文学ブックカフェへ。
 今日は柴田元幸氏がゲストで、スチュワート・ダイベク「シカゴ育ち」の話が中心。
 柴田氏はスチュワート・ダイベックTシャツを着てました。

6/15(土)
 今月のレコードコレクター誌はサイケ特集。なのはともかく、レコ評ページで紹介の伊丹十三のウンチク語りCD「みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう。」が気になります。
 文春文庫の「ヨーロッパ退屈日記」(版元品薄だそうですよ)と一緒に売ってみたいものです。
 
6/某日
 福音館文庫確認。本の大きさがかわいらしい。が、パンフレットを見て私向きじゃないのかというさみしさが。すっきりした若い子向け?誰向け?
 フジテレビの昼ドラ「真珠夫人」の原作、店頭在庫なしとずっと案内しておりましたが、実は一冊ありました。この場をかりておわび。とはいえ、ゆまに書房「編年体大正文学全集 第九巻」の中に抜粋がちょっと載ってるだけなんですけど。
 並んでるお店もちらほらあるので興味のある方はぜひ。
 昼ドラと言えば、次は「新・愛の嵐」だそうですね。渡辺裕之が父親役だそうです。
 渡辺裕之が主演の前回は夢中になって見ていた覚えが。原作が「嵐が丘」(華の嵐の方は「風と共に去りぬ」)だったと最近知りました。
 三島賞の「にぎやかな湾に背負われた船」小野真嗣が入荷。帯で筒井康隆が「中上+マルケス」と書いてます。6/23の毎日新聞書評でも沼野充義がボン・ヴォヤージュ!と送り出してるしで盛り上がってます。 

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