« 前の記事 | 最新 | 次の記事 »

連載第3回  1月その3

1月23日(水)
私用やらで休みが続き、すれ違っていた参謀1(文芸書担当のアルバイト)と仕事後お茶を飲むことに。
途中、駅前の本屋が指輪物語を店の外でワゴン売りしてるのを発見。
”キィー、ウチだって売ってるもん!!”と心の中で叫び、たまたま荷物を持って道路を歩いてた店員さんを心の中で転ばせてみる。
これじゃ、少女マンガだ。しかも私は悪役だ。とかいったことを話してたら終電間近。
新刊に創元文庫「グローリアーナ」ムアコック。題名も表紙も内容も麗しさにあふれててウットリした気持ちに。

1月24日(木)
ここ数日、トミー・フェブラリーに突如夢中。
CDのおまけDVDに入ってるプロモーションビデオをみながらこれを売場で流しつつ、アメリカの青春小説フェアとかしたら爆笑してくれる人は何人いるかしら?とか考える。バカみたいと思いつつ。

1月25日(金)
昨日は新潮祭りの日だったようで、出勤したら売場の様子が変わっていた。
小野不由美の「屍鬼」も文庫刊行開始。来月まで単行本の下巻だけ文庫の隣に平積とかどうかしら?
クレストの「最後の場所で」チャンネ・リーの表紙、青色と鳥がすごくきれい。
岩波の「愛のひだりがわ」筒井康隆のサイズがでかい。はやってるのか?
「あかね空」も入荷。売れるといいな。
そろそろ納品などたまりだし、気が立ってくる。
幻冬舎「パレード」吉田修一入荷。パレードって言葉だけでちょっと幸せに。

1月26日(土)27日(日)
12月から2月は店内にカップル客が増える気がいたしますがどうでしょうか?
結構、お客さんが売場で何をしゃべっているのか気になるものでしてまあ、大抵は「何探してるのかしら?」とか「この本の評判はどうなの?」
といったことが知りたい(詮索好きなんで・・・)がため耳を澄ましているのですが、この時期はつい、聞いてしまって馬に蹴られそうになることしきりなんでございます。
でも、やっぱり人がたくさんいるとこで幼児言葉で会話すんのはいかがかと。
と、幸せそうな人たちを横目に目を三角にしつつ品出し。
家に帰ったら、旦那のレコード棚がまた増えていた。
またもや場所取りに負ける。 

1月29日(火)
おもしろそうだったので青葉台店開店準備のための検品をしに西大島の倉庫に。手伝いにいく。
電車の線路(貨物船の廃線)のすぐ脇にある倉庫は吹きっさらし。
自転車で移動する倉庫のおじさんたちを横目に黙々と箱を開けては移し替えを繰り返す。
渋谷店開店の時よりも作業が格段に速くなっていて成長を確認。鼻水はたれてたが。

1月30日(水)
今日のスターは津原泰水。一月末発売予定の「少年トレチア」講談社がちょっと延期になったため問い合わせ多し。
しかし、通常、発売日の問い合わせに関しては”聞かれたら担当者に報告”と指示してるため、一人のお客さんに聞かれたことを皆が別々に報告してくれているので多く感じてるのかどうか、不明。案内ポップつけとくことにする。
パルコ出版「ラブダイアリー」の追加到着。これしか入らなかったと仕入れに謝られる。そうか、売れてたのかと呑気に。(追加、だしてたのかとも呑気に。)新潮文庫の「屍鬼」用のパンダポップもらう。夢にみそうな怖さ。

« 前の記事 | 最新 | 次の記事 »

記事一覧